巴工業は、遠心分離機の専門メーカーとして昭和16(1941)年に創立され、戦後間も無い昭和27(1952)年には化学工業製品の輸入販売を開始しました。
それ以来、現在の二つのコアビジネスによるユニークな企業体として60年以上の業歴を辿ってきました。

コアビジネスとは、一つは遠心分離機などの製造販売を行うメーカー機能であり、もう一つは化学工業製品を中心に幅広い分野の先端商品の輸入販売を行う専門商社機能で、前者を機械製造販売事業（機械事業）、後者を化学工業製品販売事業（化学品事業）といい、両事業がそれぞれの特徴を活かし、今日まで業績を維持してきたことが当社の強みです。

創業当時から「高い技術と優れた製・商品を供給し、社会に貢献する」という経営理念のもと、すべてのステークホルダーに満足頂ける経営を第一に、企業価値の創造と最大化を目指しております。

昨今の企業を取り巻く環境は、急激に厳しさを増してきておりますが、巴工業70年余の歴史の中で、何度も難局に直面し、その都度乗り越えてきた実績があります。
外部環境の変化に適切に対応し企業価値の最大化に向けて、常に全力を尽くす企業の姿勢や意志は今後も何ら変わることはありません。
力強く成長する企業を目指して、株主をはじめすべての利害関係者の皆様のご期待にお応えすべく全力を傾注してまいります。

巴工業は、今まさに新たな胎動期にあります。
どうか長期的視点に立って、巴工業の飛躍にご期待いただきたいと存じます。