社員紹介

機械事業

Y.H.

技術開発部 技術開発課
工学研究科 航空宇宙学専攻 修了
トライ&エラーを
繰り返しながら、
集積した理論を形にしていく
  • Works Style 仕事について

    設計のノウハウや手法自体を作り出す仕事
    現在は新型遠心分離機の開発や機械のバランシングプロセスの構築、CAE解析業務などを担当しています。また、新型遠心分離機の販売活動の一環として、付帯要素の設計や社内外でのサンプルテストなどを営業部門と連携しながら進めています。「バランシング」とは、回転する機械に発生しがちな重心の僅かなズレに対処する作業です。機械のタイプによって手法が異なるので、そのプロセス構築を実施しています。CAE解析とは、コンピュータ支援による工業解析技術のことで、解析対象と適用理論の最適な組み合わせについて、先輩からアドバイスをいただきながら日々研鑽しています。いわゆる設計のノウハウや手法を作り出しているのですが、その結果を誰かに喜んでもらえたときに大きなやりがいを感じます。
  • Reason 巴工業を選んだ理由

    理想の技術分野が集約されていた遠心分離機
    学生時代には航空宇宙工学を専攻していました。そこで学んでいた流体力学や空気力学、重力場が変化する空間における運動などに関する知見を、宇宙ではなく地球上で活かしたいと思い、関連する業界を調べていました。それに加えて、理論を追いかけるだけではなく、直接物体に触れたり、実際に現象や変化を視覚で確認したりもできる仕事に興味を持っていました。その点で、遠心分離機という機械は、まさに自分の理想の技術分野であると感じましたね。また、巴工業の採用選考が進んでいく過程で、その他の企業とは異なる「落ち着き」のようなものを感じたのも印象に残っています。さらに、給与や休暇日数、上場区分、シェアなどを調べて、巴工業への志望度は高い位置にあり続けました。
  • Attractive 巴工業で働く魅力

    若手にも意見を積極的に求める職場風土
    設計開発では、トライ&エラーができることに魅力を感じています。これは実はかなり恵まれていることなんですよね。理論や設計が形になること、その結果を目の前で評価できることは、巴工業ならではの職場環境だと思っています。また、理系出身の者としては、回転体と空気の流れや、遠心力場における液体/固体の挙動を考えることの面白さを日々感じています。
    企業年齢が70歳を超えてもなお、技術の蓄積と将来の新機種・新技術に挑戦し続けており、技術開発部には、若手にも意見を積極的に求め、経験的知見とミックスして議論を進めていく風土がある点にも魅力を感じています。
  • Vision キャリアビジョン

    構想中の新たな機械の設計も進めていく
    現時点では、既存機に対するユーザビリティの向上や、基礎物理から攻めるような新しい機械の開発に携わりたいと思っています。遠心分離機は、「重さの差」を利用した単純明快な分離方法であり、分離の能力やメンテナンス性などの高さが、機械の価値にダイレクトに結びついていきます。試験結果からの発見・再発見を意識しながら開発を行っていきたいです。最近、私が設計に携わった開発機がリリースされ、これからの数年間は生産管理体制の整備や営業への協力に注力していく必要があります。同時に、今構想中の新たな機械の設計も進めていけたらいいですね。
  • 1DAY SCHEDULE 1日の流れ

    08:35
    出社,着替え
    09:00
    始業,メール確認,打合せ資料準備
    10:00
    打合せ,実験準備
    11:00
    開発機実験
    12:10
    昼食
    13:00
    開発機実験
    14:30
    実験片付け
    15:00
    設計業務
    17:30
    終業
    17:50
    退社