遠心分離機の
パイオニア
「分離」は、あらゆる産業分野において欠かすことのできない工程です。巴工業は1941(昭和16)年の創業以来、環境保全、化学工業、食品、エネルギー、医薬、鉄鋼、リサイクルなどの分野に、その技術力を供与しており、日本における遠心分離機のパイオニアとして、多様な産業の発展や人々の快適な暮らしを支えています。
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巴工業の遠心分離機は完全受注生産。処理物・処理量・処理方法など、お客様のニーズに合わせ、オーダーメイドで1台1台を丁寧に製造しており、とりわけ、デカンタ型遠心分離機では10,000台以上もの納入実績を誇ります。営業・技術・製造が三位一体となって、長年培われてきたノウハウと技術力を駆使し、圧倒的なトップシェアの地位を築いています。
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巴工業の遠心分離機は、時代とともに、その活躍の場を広げています。
終戦直後、感染症に人々が苦しめられた時代には、ペニシリン精製のために製薬業界へ。
高度経済成長期には造船業や重化学工業の分野に巴工業の遠心分離機が供給され、日本の戦後復興を支えました。公害が社会問題化した1970年代には、工場排水処理を用途として環境保全に寄与。その後も、食品、エネルギー、鉄鋼、リサイクルなど新たな産業分野で活用されつづけてきました。近年では、バイオマスエネルギーや土壌改良分野にも進出するなど、時代のニーズに合わせ、豊かな未来づくりに貢献しています。 -
巴工業はこれまで、世界50か国以上に遠心分離機を納入してきました。その性能はお客様のもとでいかんなく発揮されており、巴工業の技術水準は海外でも高く評価されています。アジアを始め北南米やヨーロッパなど海外の潜在需要は極めて大きく、化学工業・食品・環境保全・バイオ燃料などの分野において、今後も更なるグローバル展開を図ります。