2つの事業
巴工業の成長を支えているのは、
機械事業と化学品事業という2つの事業です。
自社技術を磨き続けるメーカーとしての顔と、
世界とつながる商社としての顔。
異なる強みを持つ2つの事業が連携することで、
巴工業ならではの価値を生み出しています。
メーカーとしての顔
機械事業
商社としての顔
化学品事業
巴工業とはメーカー機能と
商社機能の2つの顔を持った企業です。
この2つの事業でどういったことに取り組み、
どういった価値を提供しているのか、
分かりやすくご紹介いたします。
「分離」は、あらゆる産業分野において欠かすことのできない工程です。巴工業は1941(昭和16)年の創業以来、環境保全、化学工業、食品、エネルギー、医薬、鉄鋼、リサイクルなどの分野に、その技術力を供与しており、日本における遠心分離機のパイオニアとして、多様な産業の発展や人々の快適な暮らしを支えています。
遠心分離機とは、高速で回転させる力を使って、
混ざったものを分ける機械です。
例えば、液体と固体、重さの異なる成分など
を効率よく分離することができます。
自然沈降
重力のみの1Gでの沈降は比重の重い固形
物が沈降するまでに時間がかかります。
遠心沈降
原液に回転を与える事で遠心力が発生し、
自然沈降よりも短い時間で沈降します。
遠心分離機の役割
遠心分離機は、製品づくりや環境対策など、産業のさまざまな場面で活躍する機械です。原料の精製や廃棄物の処理など、目には見えにくいところで社会を支える重要な役割を担っています。
遠心分離機は、食品や化学、環境、エネルギーなど、さまざまな産業分野で使われています。食品の製造工程や化学製品の精製、排水処理など、私たちの生活を支える多くの現場で活躍しています。
私たちが毎日安心して飲んでいる水は、浄水や排水処理の工程を経てつくられています。その中で遠心分離機は、水の中に含まれる不純物や汚れを取り除く役割を担っています。目に見えないところで、水の安全を支えています。
食品の製造現場では、原料を分けたり、余分な水分や不純物を取り除いたりする工程があります。遠心分離機は、食品の品質や味を安定させるために欠かせない存在です。毎日の食卓の「おいしさ」を、技術で支えています。
Tシャツに使われる繊維や原料は、製造過程で何度も分離や精製が行われます。その工程で遠心分離機が使われ、素材の品質を高めています。普段何気なく身につけている服の裏側にも、巴工業の技術が活きています。
80年を超える長い歴史の中で培われた
技術力とノウハウの蓄積により、
遠心分離機以外の製品開発や、多くの特許取得など、世界的にも評価される企業に。
取得特許数
巴工業では、長年にわたる研究開発の成果として、国内外で約70件の特許を取得しています。
技術の広がり
多様な現場で培われたノウハウが、新たな技術開発へとつながる好循環を生み出しています。技術の「深さ」と「広さ」を兼ね備えていることが強みです。
圧倒的トップシェア
高い技術力と、お客さまの要望に全力で応え続けてきた姿勢が高い評価につながり、業界内での確かなポジションを築いています。
納入数
日本国内にとどまらず、海外の厳しい基準やニーズにも応えてきました。グローバルな舞台で通用する品質と技術力が評価されています。
巴工業の化学品事業は、化学分野に特化した専門商社です。特定の分野に深く入り込み、高い専門性と提案力で独自のポジションを築いてきました。ニッチな領域でトップクラスの存在として、多くの取引先から信頼を得ています。
“あらゆるビジネスを
トータルコーディネートする仕事”
商社の仕事は、商品を売買するだけではありません。仕入れ先の選定から物流、品質管理、情報提供まで、ビジネス全体をコーディネートします。
多くの関係者をつなぎながら、
最適な形で価値を生み出す仕事です。
ビジネスフロー
サブライヤー
仕入先
専門商社
巴工業
クライアント
販売先
専門商社は、サプライヤーとクライアントの間に立ち、双方をつなぐ役割を担います。商品の供給だけでなく、情報や技術、課題解決までを含めてビジネスを支援。両者にとって最適な関係をつくり出します。
プロセス
化学品事業の仕事は、情報収集から始まります。市場や技術の動向を把握したうえで、お客様の課題に合わせた提案を行い、見積書を作成。受注後は納品までを管理し、納品後も継続的なフォローを行います。
化学品事業では、7つの事業分野に基づき、幅広い化学品や原材料を取り扱っています。
それぞれの分野に特化した専門性を活かし、
用途やニーズに合った商材を提供することで
多様な産業の現場を支えています。
7つの事業分野
合計25,000種類以上もの商材を扱う
ニッチトップな専門商社
例えば、特定の製品づくりに欠かせないけれど、
扱える企業が限られている化学品などです。
市場は大きくなくても、
品質や専門知識が求められる分野で
強みを発揮し、「知る人ぞ知る」存在として、
必要とされ続けています。
建物の強度や耐久性を支える、建築資材用の鉱産物を取り扱っています。見た目には分かりにくい素材ですが、建築物の品質や安全性に大きく関わります。安定した供給と用途に応じた提案が求められる、専門性の高い分野です。
製品の性能や品質を左右する、さまざまな添加剤を扱っています。強度や耐久性、加工性など、目的に応じて製品に必要な特性を付加します。細かなニーズに応える提案力が求められる分野です。
湿気の除去やニオイ対策に効果を発揮する、吸着触媒を取り扱っています。製造工程の環境改善や製品品質の向上など、さまざまな場面で活用されています。用途や条件に合わせた選定が重要となる、専門性の高い商材です。
海外事業により広がり続けるビジネスフィールド
ニッチな分野だからこそ、ビジネスの舞台は国内にとどまりません。中国や東南アジア、チェコなど、成長市場を中心に海外展開を進めており、事業フィールドは今も広がり続けています。